FIAジャパン、創立30周年を祝う



FIAジャパンは9月11日に創立30周年祝賀記念行事として、米国CFTCジャンカルロ委員長による記念講演会、祝賀会を都内の明治記念会館で行った。当日は会員に加え、金融庁の遠藤長官、経済産業省の藤木商務・サービス審議官を含む規制当局の高官、取引所や金融機関の代表等、業界のVIPが参加した。


講演会でジャンカルロ委員長はデリバティブ業界に影響を与えた最近の動向について語り、130人以上の参加者から好評を博した。彼の「1.1.1」という新しいポリシー(1つの規制当局が1つの管轄区域で1組の規則が設定)は、国境を越えた影響を伴う過去の米国規制の変化を示している。同委員長の発言の全文はCFTCのウェブサイトで閲覧可能。Q&Aセッションでは、参加者は直接委員長に質問する機会を得た。


続いて行われた招待客のみの祝賀会では、遠藤金融庁長官が基調講演を行い、当局の新しい優先事項について説明した。また、FIAジャパンが日本の金融業界全体にもたらす価値とその貢献を評価した。FIAジャパンのニュースレターでは遠藤長官へのインタビューを掲載している。


FIAのビル・ハーダー氏は、ウォルト・ラッケン プレジデント兼CEOの代理として記念品をFIAジャパンに贈呈した。翌日、ラッケン氏はFIAのウェブサイトでFIAジャパンに対する祝辞を送っている。


その後、金融庁長官、CFTC委員長、日本の3つの取引所(JPX、TFX、TOCOM)の代表、FIAおよびFIAジャパン役員による伝統的な鏡開き(幸運のために酒の樽を開ける)が行われ、イェスパー・コール氏が日本経済に対する陽気で強気なスピーチで乾杯を行った。110名以上のFIAジャパンの会員とゲストが、明治記念館の祝賀会場と隣接する美しい庭園で、伝統的な琴音を背景にこのユニークな酒や食事を楽しんだ。


茂木FIAジャパン会長は、以下のように語っている。


「1988年にFIAジャパンの旧組織団体であるFIA日本支部の設立の際、第一回総会を開催した明治記念館で今回の30周年記念行事を行えたことを光栄に思っております。FIAジャパンは関連する法律と規制環境によって分離された金融証券業界と商品デリバティブ業界を横断する日本で唯一の業界団体で、国内および国外60社以上の会員を擁します。私は、FIAジャパンが30年間に渡って市場の国際化、顧客保護システム、マーケットインテグリティ、規制の枠組みなどに関する重要な諮問活動など、市場と業界の発展に貢献し、継続的に支援をさせていただいている事を嬉しく思います。

今後も市場や業界の発展を促進するためにさらなる課題に取り組んでいきます。最後に、規制当局、取引所の皆様、FIA、FIAジャパン、そしてその会員や支援者によるFIAジャパンへの支援および協力について深く感謝の意を表します。FIAジャパンの30年の歴史は関係各位のご支援、ご協力の賜と心より感謝申し上げます。」


FIAジャパンについて FIAジャパンは、ワシントンDCに拠点を置くFutures Industry Association(FIA)との合意の基、1988年に国内外の先物取引業界の専門家が参加する任意団体として設立されました。 2010年には当初のミッションを継承すべく、我が国における一般社団法人としての産業団体に再編されました。 FIAジャパンは、先物業界の全セクターの会員から横断的に構成される、日本で唯一の団体です。私たちの使命は、日本の金融市場の発展と成功、および地域的かつ世界的な金融センターとしての発展を奨励することです。例えば、FIAジャパンは、2018年4月1日に日本で施行された高速取引規制に関し、業界に関わってきました。この規制は日本市場で取引する米国、その他の外資系企業に影響を及ぼすものです。会員の皆様のご支援により、今後も日本の金融市場のさらなる発展に向けて努力していきます。