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FIAジャパン新年会 2026 – パネルディスカッション及びレセプション

  • webmaster3101
  • 2 days ago
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Updated: 4 hours ago

1月21日、FIAジャパンは国際文化会館にて新年会を開催した。規制当局の参加も含め、金融業界の専門家170名という過去最多の登録者数を記録し、二部構成のイベントは大成功を収めた。

会員および一般の方々に有益な教育コンテンツを提供するという使命の一環として、業界の専門家をスピーカーに迎えた2つのパネルディスカッション(1つは英語、もう1つは日本語)を開催し、初めてオンライン同時通訳サービスを提供した。




日本のPTS市場の現在地と未来

FIAジャパンテクノロジー委員会が主催した最初のパネルディスカッションは、「日本のPTS市場:最近の成長、今後の見通しとテクノロジーへの取り組み」と題された。モデレーターは、FIAジャパン会長兼エービーエヌ・アムロ・クリアリング証券の代表取締役社長であるクレアモント氏が務め、パネリストは、ジャパンネクスト証券の山田CEO、大阪デジタルエクスチェンジの寺本取締役、野村證券マネージングディレクターのハッサン氏、Nasdaq東京オフィスの杉原駐日代表、FIAジャパンテクノロジー委員会委員長兼Citadel SecuritiesのAPAC事業開発責任者であるティワナ氏であった。


FIAジャパンテクノロジー委員会委員長ティワナ氏(Citadel Securities)
FIAジャパンテクノロジー委員会委員長ティワナ氏(Citadel Securities)

取引向けのテクノロジーの進歩、よりスマートな執行能力、取引所の多様化に対する需要の高まりを背景に、自己取引システム(PTS)が勢いを増す中、日本の株式市場は重要な段階に入っている。このパネルディスカッションでは、日本のPTSの歴史、最近の急成長、そしてテクノロジーと株式市場構造の展望について探った。2019年のマージン取引の規制緩和など、取引高の全体的な成長を引き起こした主な変化について議論した。その他の話題としては、いわゆる「ベスト・エクセキューション・ルール」(日本では実際には義務ではなく「最善努力」に基づく)や、米国投資家が米国時間の日中(日本時間では夜間)に日本の株式を取引することへの関心などが取り上げられた。



円金利市場の課題と展望

第2のパネルは「円金利市場へのフォーカス」と題され、FIAジャパンオペレーション委員会委員長兼シティグループ証券の柳沢ディレクターがモデレーターを務めた。その他のパネリストは、三井住友銀行の武田部長、バークレイズ証券の米倉氏、大阪取引所/東京商品取引所の矢頭課長、UBS証券の足立チーフエコノミストであった。


このインタラクティブ・セッションでは近年の円金利市場の急拡大についてマクロ視点、トレーディング視点、プライム・ブローカーの視点、そして取引所・CCPの目線でディスカッションし、リアルタイム投票を行い参加者を巻き込みながらパネルディスカッションを行った。円金利市場について関心のある分野に関する質問では、38%が国内外の投資家の行動に注目しており、34%が市場構造/インフラを重要な指標として挙げていた。超長期円金利市場の不安定性の主な原因に関する2番目の投票では、半数以上が需給構造が主な原因であると答え、41%が今後の政策に関するコミュニケーションを挙げていた。市場機能改善で効く一手に関する最終質問では意見が分かれたものの、過半数が「日本の市場インフラ・オペレーションを国際標準に整合させること」が市場改善につながると回答した。


新年レセプション – 特別講演

パネルディスカッション終了後、FIAジャパンは新年レセプションを開催し、2名の著名な講演者を迎えた。FIAジャパン会長クレアモント氏(ABNアムロ・クリアリング証券)の開会の辞に続き、金融庁の伊藤長官が登壇。伊藤長官は金融庁の方針と市場発展の取り組みについて参加者に共有した。金融庁におけるAIの活用について、このスピーチ原稿もAIを利用してドラフトを作成し、納得がいくアウトプットであったと述べた。ただし重要な部分は自ら作成した。






司会を務めたFIAジャパン代表者兼ゴールドマン・サックス証券ヴァイスプレジデントの中條氏は、特別ゲストスピーカーとして中西議員(衆議院議員)を壇上に招き、ご挨拶をいただいた。中西氏は最近高市首相による解散総選挙の最中でありながらもご登壇いただき、参加者に向けて今後の日本国債の個人向け市場の活性化案について重要なメッセージを共有するとともに、日本の金融市場を改善するためのさらなるアイデアを聴衆に求めた。









謝辞と今後のイベント

本イベントにご支援いただいたスポンサー各位にこの場を借りて感謝申し上げます:ゴールドスポンサーのダルマキャピタル、シルバースポンサーの日本取引所グループ、OSTTRA、CMEグループ、ならびにブロンズスポンサーのトレーディング・テクノロジーズ。

次回イベントは、5月20日(予定)に東京で開催予定のFIAジャパン年次総会レセプションとなります。詳細は開催日が近づき次第お知らせいたします。


2026年9月10日に東京証券取引所ホールにて開催予定の「FIAフォーラム東京2026(FIAジャパン共催) / "FIA Forum Tokyo 2026 – Co-organized with FIA Japan"」も、ぜひご予定にお入れください。














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