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FIAジャパン, 大橋プレジデントより新年のご挨拶 




皆様、


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。


昨年は、新型コロナの蔓延により未曽有の混乱の年となりましたが、今年2021年は、どのような年になるのでしょうか?

ワクチンが開発されたとはいえ、その接種完了の時期は不明ですし、ウィルス自体が変異するなど、ワクチン接種の効果も予測できません。

そんな先行き不透明な年ではありますが、デリバティブ商品を通して将来のリスクに対応することを生業とする当業界は、このような状況を主体的に分析し克服するに適した立場にあるのではないでしょうか。


昨年は東京商品取引所の上場先物商品の多くが大阪取引所に移管され、これに伴う日本証券クリアリング機構の証拠金規制の改革作業には当協会も参画、グローバルプレイヤーが利用しやすい清算制度が実現しました。また、国と東京都を挙げての外国ファンドマネジャー誘致の為の諸政策(例えば、金融庁内に新設された拠点開設サポートオフィスにおける英語でのサービス提供)が実施され、東京が再びアジアを代表する金融センターに復活する素地が整ってまいりました。


このような状況下で、海外の投資家、特にマーケットメーカーやプロップファームは、日本市場に熱い視線を注いでいます。当協会は、引き続き海外投資家等への有用な情報提供や規制当局との橋渡しを通じて、日本市場の復活・隆盛の一助とならんと活動していきます。


FIAジャパン及び法律の専門家である当職は、様々な新法規制を当協会会員に迅速かつ分かりやすく提供することに努め、また、会員が必要とする法規制があれば、これを規制当局に伝え、より公正かつ効率的な法が実現するよう尽力する所存です。


どうか皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


大橋宏一郎

プレジデント

FIAジャパン






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